首相、離党の邦夫氏にエール=本会議場で会話−鳩山兄弟

 鳩山由紀夫首相は16日午後、新党結成を目指して自民党に離党届を提出した弟の鳩山邦夫元総務相と衆院本会議場で会話をし、「自分で決めたことなんだから頑張りなさい」と激励した。 邦夫氏は本会議開会中、議員席にいた首相に歩み寄り、1分程度言葉を交わした。邦夫氏は今回の行動について、首相に「留守電に(メッセージを)入れておいた」と伝えたという。首相はこの後、記者団から「兄として友愛精神を発揮する考えは」と問われ、「お互いにエールの交換をした。それが友愛精神だと言えばそうなのではないか」と語った。 

【K-1MAX】3・27日菜太、山本優弥の秘策を一蹴「“にわかサウスポー”には負けない」

写真拡大強烈な左ミドルを繰り出していった日菜太 3月16日(火)神奈川・平塚市にある湘南格闘倶楽部にて、同ジム所属の日菜太が公開練習を行った。日菜太は、3月27日(土)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催されるFEG『K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜』の日本代表決定トーナメント1回戦で山本優弥(青春塾)と対戦する。 ちょうどこの日の正午に公開練習を行った対戦相手の山本は、サウスポーの日菜太対策として普段はオーソドックスの構えにも関わらずサウスポーでの練習を公開したばかり。これは完全に日菜太が得意とする左ミドルを封じるための秘策だが、「サウスポーで来られると普通に嫌ですね。やりにくいです」と苦笑い。これまでに24戦を経験している日菜太は、過去にサウスポーだった選手は水谷秀樹と田島直樹の2人だけだという。 戸惑いの表情の日菜太だったが、「“にわか”はすぐにメッキが剥がれると思います。僕の左ミドルが嫌になって、すぐにオーソドックスに戻すと思いますよ。僕は本業がサウスポーなので、“にわか”の人には負けないです」と全く問題はない様子。逆にオーソドックスの日菜太が見られることはないのだろうか。「僕は左だけじゃなく、右も蹴れます。それが見られるかもしれないですね」と意味深なコメント。 前回のオ・デュソク戦の前には、ワタナベボクシングジムでの出稽古特訓からパンチにも自信がついたことを明かしている日菜太。今でも出稽古には欠かさず行っており、パンチの技術もメキメキと向上中。同ジムのボクシングWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志からアドバイスをもらうこともあるという。「パンチを出す日菜太選手が見られる?」の問いには「どうしようかな〜」とニヤリ。 新たなスタイルの日菜太が見られるのかと期待してしまうが、「そういう心理戦をやるために試合をやっているわけじゃないですからね。僕はいつも通りやるだけですから。普通にやって普通に勝ちます。確実に相手の腕を折りにいきます。蹴りスタイルの僕にとってトーナメントは不向きだと言われていますが、全力で叩き潰しにいきます。3試合分の足のことは考えないで、真っ向勝負でいきます。3試合で3本の腕を折りたいですね」と、これまでと同様に左ミドル全快、相手の腕を折りにいく覚悟で勝利に徹するとした。 その言葉通り、2分2Rの公開練習では重みのあるスピーディーな左ミドルを重点的に繰り出し、万全の調子であることをアピール。さらにオーソドックスにスイッチしては右ミドルも蹴り込む姿やパンチのみのミット打ちを見せた。 山本からは「優勝候補は日菜太選手と城戸選手のどちらかだと思います」との声が出ているが、「それは『俺が(日菜太に)勝ったら優勝します』の裏返しですよね? 優弥選手は僕がキックをやり始めたときから活躍していた選手なので、僕が挑むつもりでいきます。試合はバチバチになると思いますよ。優弥選手が前に出れば自分も出ますし、1回戦から全力でいきます」とした。 昨年は優勝候補と言われた城戸康裕と一回戦で対戦し勝利するも、鼻骨負傷で二回戦が棄権となった。魔裟斗が引退した今、K-1MAXを背負う者として日菜太には期待がかかる。「昨年よりも色んな意味で強くなっています。外国人選手との試合も経験したし、パワー、スタミナ、昨年の自分よりも全部上回っています。あと自分にないのは経験だけです」と日本トーナメント優勝に絶対の自信を見せている。「9月の世界トーナメントまで、試合が空いてしまうので、海外での試合も考えています」とした日菜太。日本の頂点を極め、日菜太がいよいよ世界に飛び出すのか。FEG「K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜」12

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